スペインMBA子連れ帯同中

スペイン帯同妻兼学生の生活&子育てブログ

【4歳娘と子連れ旅行】イギリス・ロンドン4日間

イースター休暇を利用して、4歳の娘と二人でロンドンに3泊4日の旅行に行きました。

<目次>

1.旅の予習

旅の事前準備としては、①しおり②絵本③シールブックを用意しました。

①しおりはこちら。

②絵本はPeppa pigとMaisy。Katieシリーズも素敵でしたが、文字が多かったので見送りました。実際にロンドンの街ではKatieのロンドン本を持って歩いている小さな男の子もいました。

③シールブック

ホテルに戻ってから毎日少しずつ貼り、ここ見たね~などと色々お話しました。

それから、イギリスに行くという話をしたら娘が旗を作ると言って自分で作っていました。

旅行にも持参し、衛兵交替式ではこの旗を振っていました。

(存在を忘れていたら、娘に「旗、旗!」と言われて慌てて出しました。)

2.スケジュール

3/28(火):バルセロナ→ロンドン(午前便でしたが欠航した為午後着)→Harrods

3/29(水):Big Ben→歩いてSt. James's park→兵舎前&バッキンガム宮殿で衛兵交替式→Frozenミュージカル

3/30(木):Tower bridge開閉を見る→船で移動→トラファルガー広場→ナショナルギャラリー→Fortnum Masonでアフタヌーンティー→Waterstones(本屋)→リバティ本店

3/31(金):ケンジントンガーデンのダイアナメモリアルプレイグラウンド→自然史博物館、ロンドン→バルセロナ夜着

(一口メモ)

・衛兵交替式はWellington Barracks前で見ました。柵越しですが、バッキンガム宮殿前は大混雑なのでこちらでしっかり見ることができて良かったです。

・Tower bridgeはこちらのサイトで開閉時間を調べ、それに合わせて行きました。(絵本で開閉するシーンがあったので)

Bridge Lift Times | Tower Bridge

テムズ川は観光客用のリバークルーズでなくともオイスターカードで乗れる船があるのでそれに乗りました。

・メモリアルプレイグラウンドは10時からしか開かないので要注意です。

・最終日は雨の中公園に行くことになったので、晴れている間に公園に行けばよかったです。

3.Frozenミュージカル

ミュージカルは5歳以上推奨のものが多く、4歳でも見られるもの、かつ娘に馴染みがあるものということでFrozenを観ることにしました。

当日は近くのレストランで食事をしてから行きましたが、キッズメニューがあり他にもプリンセスの格好をした子ども達が何人かいました。

goo.gl

昼間の時間帯ということもあり会場も子ども連れが多く、わいわいガヤガヤとした雰囲気でした。

座席はGrand Circleを選びました。やや見下ろす形ですがステージ全体をしっかり見ることができたので良かったです。

Frozenの話は知っているのでそこまで期待せずに行ったのですが、歌やダンスが素晴らしく、所々会場から笑いが起きたりして、舞台という生ものを皆で共有する楽しさがありました。

娘はというと、知っている歌はいくつかあるものの、見慣れないミュージカル、しかも時間も長いので前半が終わっただけでぐったりしていましたが、なんとか最後まで一緒に観ることができました。

観終わった娘の感想は「ながい・・・」でしたが、その日はホテルでも歌いながら踊ったり、Let it goを歌う時に振りが付くようになったのでだいぶ影響されたのかなと思います。

パンフレットが欲しいというので購入したら、帰国してからもよく開いています。

4.ナショナルギャラリー

これが無料でいいのかと思うほど、数々の有名な作品が所蔵されています。

以前ルーブル美術館を訪れた時にはモナ・リザを多くの人が取り囲んでいて大混雑でしたが、ここはそんなに混んでいることもなく、ゴッホのひまわりもじっくりと観察することができました。

厚塗りされた油絵の迫力は実物を見ないと感じられないですし、なんとなく「黄色」だと思っていたひまわりも、かなり濃くて暗い色合いなのだという発見がありました。

娘はというと、相変わらずワークシートをチェックすると先に行きたがっていました。

対話型鑑賞どころではないですが、多くの本物の絵に触れる経験が感性を豊かにしてくれているといいなと思います。

5.アフタヌーンティー

旅では「本物の体験」をすることを大事にしています。

なので、アフタヌーンティーでは子ども受けしそうなScience afternoon tea(自然史博物館近くのAmpersand hotelでやっている)ではなく、Fortnum Masonのアフタヌーンティーを予約し、綺麗めなスカートとパンプスもわざわざ持参して、店の前でスニーカーから履き替えて行きました。

しかし、店の雰囲気はそれほど高級感はなく、例えるなら老舗デパートの屋上レストランのような感じで、老若男女和気あいあいとしたカジュアルな雰囲気でした。

旅行者が多いこともあり、スニーカーの人も多かったです。(確かに、お店のQ&Aでも「スニーカーでも可」と書いてありました。)

そして、肝心のアフタヌーンティーもがっかりでした…。

サンドイッチやスコーンとクリームは美味しかったのですが、ケーキが全然美味しくなかったのです。

とにかく、甘い!甘い!甘い!

お代わりは自由なのでスコーンをお代わりしたかったのですが、いかんせんケーキが食べ終わらないのでスコーンのお代わりには行きつきませんでした。

娘には子ども用のアフタヌーンティーを頼みました。

一番上のケーキが「ザ・お子様用」といったデザインでいまいち可愛くなく、苦手なサンドイッチ以外はパクパク食べていましたが、あんまり特別感はなかったな…という感じでした。

これでお会計約2万円ですよ…高すぎる…。

どこもアフタヌーンティーは高いらしいですが、これだったらもっとカジュアルなお店に行くか、いっそリッツのアフタヌーンティーに行く方が高級感を楽しめるのかなと思いました。

6.自然史博物館

期待通り、見ごたえがあって充実した博物館でした。

まずお出迎えするシロナガスクジラ、キリンやマンモス、恐竜の化石たち。

恐竜のゾーンで大迫力のティラノサウルスに怖気づいたり、地球のエスカレーターが気に入って何回か登ったり、とにかく見るものがたくさんあり、昼食をはさんで3時間くらいいたと思いますが、見切れなかったです。

所々、パパさんが熱心にお子さんに解説しているのが微笑ましかったです。

ランチはこの中のカフェで食べましたが、リーズナブルで良かったです。

恐竜好きな子は恐竜のレストランも楽しそうです。

キッズガイドも売っていたので、先に売店で買って回るのも良さそうです。

予習復習用に「せいめいのれきし」の絵本を購入していましたが、娘には少し早すぎたようで全然読みません…。

7.宿泊したホテル

今回は高級住宅街のサウスケンジントンエリアに泊まってみたかったので、Citadines Apart'hotel  South Kensingtonに宿泊しました。

goo.gl

元々Airbnbも考えていましたが、費用が結構高いのと、子どもが家具でも壊したら大変だなと思い、簡易キッチンつきのサービスアパートメントにしました。

清掃が週に一度という不便さはありつつも、ほぼホテルと変わらない作りになっており、地下鉄からもバス停からも徒歩10分以内で大使館が立ち並ぶ閑静なエリアにあり良かったです。

8.まとめ

ロンドンは子ども受けするアイコン(Big Ben、赤いバス、赤い電話ボックス、ライオン)などがあり、子どもも楽しめる街でした。

特に娘は電話ボックスがお気に入りで、見つけるたびに入っては電話をかける真似をして楽しんでいました。

残念ながら天気はほぼ曇りで肌寒く、最終日に至っては雨だったのと、物価が高く、美味しくて手ごろなレストランを探すのが大変といった不便さはありましたが、個人的に英語が主言語なのはかなり楽でした。

娘も滞在中はいつも以上に英語で話すことが多かったように思います。

娘はかなりロンドンを楽しんだようで、帰りの飛行機で「まだロンドンにいる~」と言っていたので、イギリスやロンドンにポジティブな思い出を持ち、これからも英語と親しんでいくモチベーションの一つになってくれたらいいなと思っています。

(番外編)

メモリアルプレイグラウンドの海賊船とリス。

娘はリスにあまり反応せず、スナックをぼりぼり食べていました。

今回はロンドンだけだったので、今度は他の地方にも行ってみたいです。

 

それでは。

Hasta pronto!(また近いうちに!)

子連れアンドラスキー旅行

3月初旬にスペインとフランスの間にある小国、アンドラ4歳娘を連れて家族でスキー旅行に行きました。

ダリの時計

<目次>

 

1.アンドラへの行き方

アンドラ行きのバス会社

バルセロナからアンドラへ公共交通機関を使って行く場合の選択肢はバス一択(電車はない)で、所要時間は約3時間です。

バスはAndorraDirectBus, ANDBUS, Alsaの3つのバス会社があります。

今回行きはAndorraDirectBus、帰りはANDBUSを使いました。

(本当は往復AndorraDirectBusの予定でしたが、時間変更することになったのでANDBUSになりました。)

それぞれ金額はさほど大きく変わらないようですが、発着駅が異なるので利便性で選べば良いと思います。

AndorraDirectBus:サンツ駅発着

AndbusDiagonal通りのZona Universitad近く発着

Alsaバルセロナ北ターミナル発着

バルセロナアンドラ~スキー場への移動

AndorraDirectBusは出発30分前にチェックインするよう指示があり、その通りサンツ駅に向かい、バスターミナル内のカウンターでチェックインを済ませました。パスポートの提示が求められるので忘れずに。

どこの乗り場に着くのか案内がなく、係の人に聞いても「そこで待ってて」とのこと。

結局発車時刻の10分前くらいにカウンター前にバスが到着し、空港から乗ってきた人で席のほとんどが占められている中、なんとか家族3人で座りました。

予定通り3時間でアンドラに到着。途中休憩なし、パスポートチェックはありませんでした。

アンドラのバスターミナル到着後は、徒歩でTourist officeに向かいました。

大型ロッカーはここにしかないとのことなので、荷物を預けたい場合はここで預けると良いです。

その後、L5の市バスに乗って今回の滞在先Arinsalに向かいました。

市バスは現金が必要です。市内~Arinsal2030分でした。

アンドラバルセロナの移動

帰りはANDBUSの予約時にバスターミナル以外にホテル前など選択肢が複数あったので、利便性の良さそうな市内のホテル(Yomo Centric)前のバス停で予約しました。

バス停に現れたのはミニバンのような小さな車で、これでバルセロナまで戻るのか…?と思っていたら、アンドラのバスターミナルで大きなバスに乗り換えたので、始めからバスターミナル発で予約しても良かったと思いました。

2.スキー場&ホテル選び

アンドラのスキー場は大きく分けてGrandvaliraPal Arinsalに分かれます。

前者の方が規模が大きく、後者の方が小規模かつファミリー向けとのことだったので今回はArinsal近くの宿を選びました。

なお、PalArinsalの違いについて、Palはそり用エリアあり、Arinsalはなし、という違いがあります。

子ども用スキー教室はいずれにもありました。(Pal、Arinsalの地図は下記参照)

出典:https://skiandorra.ad/imatges/contingut/194/vallnord-mapa-fr-en.pdf

今回の宿は上記の一番右端にあるYomo Patagoniaというホテルに泊まったのですが、スキー場直結ではあるもののメインのゴンドラではない為、周りにレンタルショップが少なく有人のチケットオフィスもなかった(自販機は有り)ので、選べるのであればメインエントランス近くの宿がお勧めです。

我々は結局泊っているホテルからバスでメインの入り口へ行き(徒歩だと10分強)、真向いにあるレンタルショップでスキー用品をレンタルしました。

なお、ウェアのレンタルはないと言われたので夫は私服(タートルセーターにジーンズ)でスキーをしていました(笑)

(※普通のスキー場に比べれば暖かいですが、吹雪く場合もあるのでスキーウェア着用を推奨します)

なお、食事は朝食のみ付プランだったので夕飯は18時前にもオープンしているお店を探し、以下で食べました。前者はピザメインのバー、後者の方がしっかりした食事ができました。

いずれも量が多いので品数少なめにしてシェアするのが良いと思います。

FUGAZZETA PIZZA & CAFE

https://goo.gl/maps/44UC1iszKe985RaGA

Restaurant 360 Eatery & Bar

https://goo.gl/maps/YnVfzyg2ox371L4b8

3.子ども向けスキー教室

今回娘の初スキーだったので、スキー教室に申し込みました。

ネットで事前に予約しようとしたらうまくできなかったので当日朝Arinsalのゴンドラを上って建物2階にある受付に直接行き、ちょうど10時だったので10時からのクラスに入れてもらうことができました。

クラスは3時間で50€で、その日は娘も入れて4人が受講していました。

スキー板を履いて歩いたり、とてもなだらかな坂を先生の補助付きでゆっくり下ったり、間には休憩がありスナックを食べたり塗り絵をしたりしていたようです。

先生の主言語はスペイン語でしたが、娘用に英語でも話してくれていました。

すぐ近くに初心者用コースがあり、親はそこで滑ったついでに子どもの様子を見ることができました。

娘はすぐに馴染んだようで、一生懸命滑って楽しんでいたようです。

4.スパCaldea

アンドラでは有名な施設ということで、前日に予約をして行きました。

メインのスパは5歳以上しか入れない為、38歳の子ども用スパのLikids3時間)に娘を預けることにしました。

Likidsはネットから予約することができ、予約の時点で11:4512:00の枠しか空いていなかったので、早めに予約することをお勧めします。

到着後は娘の身分証を提示して年齢チェックの後、入場。

更衣室は家族用コーナーがあり、3人で着替えて中へ入りました。

Likidsに連れて行くと、すでに何人か子どもたちが入っていました。

アレルギーはないか、爪に何か塗っていないか聞かれ、防水ケースに入った緊急連絡用の携帯電話を渡された後、娘を引き渡しました。

特に嫌がることなく入ってくれたので一安心。

ここは親の立ち入りはできず、外からも中が見られないようになっており、どんなことをするのか気になりつつ立ち去りました。

娘が子ども用スパにいる間、私と夫はメインの室内温水プールや屋外の展望プール、36℃のインド風呂、サウナ、足湯などを楽しみました。

スパというので後楽園のスパラクーアのようなリラクゼーション空間を期待していったのですが、メインのプールは本当にただの「温水プール」で、サウナの温度はさほど高くなく、唯一の温かいインド風呂は15分で入れ替え制になっており、正直価格に対して物足りなさがありました。

きっと海外の人はそこまで熱いお風呂に入らないんですよね。

のんびり足湯に浸かっているのは我々夫婦くらいでした(笑)

さて、途中でスマホを取りにロッカーに戻ったら、同じタイミングで子ども用スパに入った子どもを発見。

てっきり3時間のプログラムがあるのかと思っていましたが、どうやら好きなタイミングで子どもを迎えにいけるようです。

すでに2時間が経過しており、だいぶスパも満喫したので娘を迎えに行くことにしました。

迎えに行った時は、もう一人の女の子と二人で水遊びを楽しんでいるところでした。

こうやって親は親、子どもは子どもだけで楽しむのが当たり前のヨーロッパの文化はすごく良いなと思います。

5.子連れにおすすめの公園

セントラル公園

アンドラのバスターミナルから中心地に向かう途中にあるのがセントラル公園です。

桜?並木があり、遊具も充実していて子連れにお勧めです。

歩いている途中で遭遇したので娘は吸い込まれて一通り遊んでいました。

Caldeaの前にも同じような公園があるので、そちらも良いと思います。

 

以上、アンドラ旅行の記録でした。

上記には書きませんでしたが、アンドラは買い物天国としても知られており、付加価値税4.5%と安い為、20%かかるスペインに比べ安く買い物をすることができます。

スキー、スパ、買い物と3日間楽しむことができて良かったです。

 

それでは。

Hasta pronto!(また近いうちに)

バルセロナハーフマラソンを完走しました

先日(2023年2月19日)バルセロナハーフマラソンを完走したのでその記録です。

<目次>

[:目次]

1.これまでのランニング歴

子どもの頃から走ることが好き&得意な方でした。

親がマラソンを走っていたこともあり、社会人になってから7㎞、10㎞、ハーフマラソンの大会に出たことがあります。

ハーフマラソンを走ったのは78年前で、その時は2時間切りを目標に練習メニューも結構考えながらやっていたので、1時間58 分でゴールしました。

ただ、娘を出産してからは運動する機会も減り、たまにランニングするくらいになりました。

なので、ハーフマラソンの案内を見た時は正直躊躇したのですが、帯同妻で平日は時間が取れることもあり(オンライン大学院生でもありますが)、思い切ってチャレンジすることにしました。

2.練習内容(約3か月間)

こちらのサイトを参考に、ほぼその通りの練習を行いました。

【ハーフマラソン完走法】必要期間は3ヶ月!初心者向けの練習方法とは?|ランイズム

1か月目:23㎞→5㎞ランニング(週3回)

2か月目:67㎞ランニング(週2回)

3か月目:810㎞ランニング(週2回)、5/12㎞ランニング(それぞれ週 1回)

2週間前:5㎞、14㎞ランニング(1回ずつ)

1週間前:35㎞ランニング(週2回)

コースはディアゴナル大通りの全長4㎞のコースを往復していました。

信号待ちがあるのが難ですが、自転車/スクーター専用レーンの横に1列列があり、歩行者とも車両ともぶつからないので主にそこを走っていました。

いずれもペース走で、だいたい5分半~6分のペースでした。

週末や雨天時などあまり時間が取れないときは、坂道のコースを23㎞緩急つけて走るというのもやりました。

前回のハーフではビルドアップ走も取り入れていましたが、今回はタイムより完走を目指していたのでやっていません。

3.前日・当日の流れ

前日はモンジュイックの丘あたりでランナーズフェアがあり、Tシャツとゼッケン、リュックを入手しました。

3か所に分かれているので少し手間ですが、長蛇の列というほどでもなく、スペイン語ができずとも問題ありませんでした。

当日は8時半レース開始だったので、6時に起床、おにぎりとバナナ半分を食べて出発、会場には7時半に到着。

ノルト公園のクロークに荷物を預けてスタート地点に向かいました。

タイム分けにより最後のグループだったので、8時半を過ぎてもまだスタートせず、若干肌寒いなか待っていたので体が固くなってしまいました。

4.レース内容の振り返り

コース内容は下記の通りです。

バルセロナハーフマラソン公式サイト

ルート - 高速サーキット - Edreams Mitja バルセロナ (edreamsmitjabarcelona.com)より引用)

シウタデリャ公園横からスタートし、しばらくして見えてきたのはコロンブスの塔。

このあたりは装飾が立派な建物も多く、レース序盤で余裕があることもあり、建物を眺めながらゆったりと走りました。

そのあとはやや上り坂へ。上りと言ってもそれほど急ではありません。

5㎞の給水スポットはスキップし、続いて見えてきたのは凱旋門。わー!とテンションが上がり走り抜けます。

しばらく街中を通り抜け、10㎞の給水ポイントで給水。

この時点でさほど足も重くならず走れていたので、ハーフはおそらく走り切れるだろうなと確信。

段々太陽も照ってきたので念のため15㎞の給水ポイントでも給水。

タイム重視ならこの給水はなくても良かったと思いますが、少し生き返る思いがしました。

17㎞からは待ちに待った海岸線。

海だー!と思ったもののしばらく海は見えず、南国風の木々の中を走ります。

そのうちに海が視界に入り、ちらちらと海を眺めながら走り続けます。

最後はサグラダファミリアを臨むマリナ通りへ。いよいよラストが近くなったことを感じます。

このあたりで応援に来てくれた夫と娘に遭遇。パワーを得て走り続けます。

若干余力があるなと感じたのでペースを少しあげながら走り、最後のコーナーを曲がり、いよいよゴール!

21㎞、2時間11分のレースが終わりました。

公式記録(公式アプリより)

マリナ通り(写真はレース前の様子)

レース後凱旋門近くにて

5.反省点

①ペース

いつもの練習よりペースが遅めで、最後に若干余力を残してしまったのが反省です。

1週間前のイベントで風邪をもらい、若干喉に違和感を感じていた為ペースが抑え気味になったのが原因です。

体調管理は大事ですね。

②食事面

ラソンの前はカーボローディングでいつもより炭水化物を多めに! というのを読み、食べすぎてしまいました。

ハーフマラソンくらいであれば、普段より気持ち多めに食べるくらいでよく、お腹いっぱいになるほどご飯やピザを食べなくて良かったなと思います。

 

反省点もありつつも、3か月半前にたった2㎞のランニングから始めたハーフマラソンを、目標通り完走できて良かったです。

天気も景色も良く(ただし人は多すぎ)、沿道の見知らぬ外国人からも「〇〇ー!!」と名前を呼ばれたり、ゴールする瞬間も「にほんじん、がんばってー!」 とのDJ? からの掛け声もあり、楽しく走ることができました。

出場している人たちの国も多種多様で、待ち時間には英語が飛び交い、自国の国旗を模したTシャツを着て走っている人がいたり、スペイン人おばさん達はレース後半でもおしゃべりしながら走っていたり、面白かったです。

 

また機会を見つけて海外マラソンに挑戦したいです。

 

それでは。

 

Hasta pronto! (また近いうちに! )

イギリスSussex大学のオンライン修士コースを受講しています

現在イギリスのSussex大学のオンライン修士コースを受講しています。

入学までの流れと実際の授業の様子を纏めました。

オンライン大学院ってどんな感じだろう、という方の参考になれば幸いです。

(※あくまで現時点での個人の体験ベースの話なので、正確な情報は大学ホームページやアドミッションへ確認してください。)

<目次>

 

1.Sussex大学のオンライン修士を選んだ理由

元々夫の留学帯同中に修士を取得することを考えており、オンキャンパス含めて検討していました。

夫の留学先がフランスかスペインに絞られた段階で出願先をフランスのScience Po(オンキャンパス)とSussex大学のオンライン修士にしました。

スペイン現地の大学院も考えましたが、英語で履修できるコースが少なかったこともあり、QSランキングの開発学で世界一のSussex大学なら安心だろうと思いSussexにしました。

SNSで既にSussexのオンライン修士講中の方がいたのも参考になりました。

2.出願〜入学まで

時系列としては以下の通りです。

2010月:IELTS勉強開始

214月:IELTS 7.0R 8.0, L 7.5, W 6.0, S 6.0)取得(※1

2111-223月:出願準備(※2

22410日:Sussexへのapplication完了

22413日:Sussexから電話インタビュー(※3

22420日:Sussexから電話で合格連絡

1講中のコースはIELTS6.5が要件です。

2先述の通り、元々SussexのほかにフランスのScience Poのオンキャンパスコースも出願していました。

そちらはエッセイに加え推薦状2通も必要だったので、大学院留学コンサルティングさんにサポートをお願いして準備を進めていました。

SussexオンラインコースPersonal Statement(エッセイ)も短く、推薦状も不要なので、自力+ネイティブチェック位で対応可能かと思います。

3Sussexのホームページにはインタビューがあるとの記載はありませんでしたが、アプライしたコースへのモチベーションを聞かれるなど、なんだか選考(の補強)に近いものを感じました。

基本的にはPersonal Statementに書いた内容をそのまま話し、「よく分かったわ、ありがとう~」みたいな感じで電話は終わりました。

3.コースの内容

詳しくはホームページに書いてあるので、書いてなかったであろうことをメインに記載します。

・ターム中のモジュールは1科目。1タームは7週間続き、その後約2週間のブレイクがある。

・モジュールの基本構成はLive sessionKey conceptsReadingDiscussionボード。

Live session:大体週に11時間半。曜日はまちまち。時間帯はタイムゾーンごとに3回設定されていることが多く、好きな時間帯を選べる。録画視聴も可。内容は講義とディスカッション。ブレイクアウトで少人数でディスカッションすることも多い。

Key concepts:毎週Readingに関連した講義ページがあり、Web上には120/週となっている。

ReadingEssentialRecommendあり。Essentialは毎週3050ページ程度。その他、Live sessionの予習として指定される文献があることもある。

Discussionボード:毎週の課題(Reflection)を投稿したり、その他自由に書き込めるページ。

・評価対象の課題は2~3つ。1つ目はグループ課題/ショートエッセイ/試験のいずれか、2つ目はエッセイ(2000文字)のことが多い。

4.勉強時間

ホームページ上では週20時間の勉強を推奨しています。

実際の私の勉強時間は、モジュール前半は週10数時間、エッセイ課題に取り組むモジュール後半はもっとかかっているかなというところです。

私はEssentialReadingしか読んでいませんが、Recommendのものも含めしっかり読み込んでいくと、やはり20時間くらいは必要なのだろうと思います。

5.よくある質問

これまでにいただいた質問や想定質問に答えます。

・オンキャンパスで講義は受けられるの?

→受けられません。オンキャンパスとオンラインは完全別コースになっています。

・大学の図書館(現地)は利用できるの?

→オンライン学生用に登録すれば利用可能なようですが、まだ使ったことはありません。普段はオンラインのLibraryを使っています。

・学生同士の交流はあるの?

WhatsAppグループがあり、コースに関するちょっとした疑問からキャリアの話、先日はワールドカップネタなど、日々そこそこチャットが飛び交っています。先日はZoom会も実施されていました。Live sessionがあり、よく発言する人は顔と名前が印象に残ります。LinkedInで繋がった人も何人かいます。

・オンライン修士でも奨学金はもらえるの?

サセックス大学日本事務局の方が「オンライン修士でも奨学金もあります」と書かれていたので問合せをし、教えていただいた連絡先にコンタクトしましたが、そこでは「奨学金の話は分からない」と言われ、結局もらっていません。

他でもらえるところがあるのかもしれませんが、調べるのが面倒で少し調べて諦めました。

・卒業式はあるの?

→年に2回卒業式があり、オンライン修士の学生も出席できるようです。卒業できた暁には渡航したいです。

・いつ勉強時間しているの?

→帯同中で平日の日中時間があるので、主に平日の午前中に勉強し、土日はほぼオフにしています。エッセイを書いている時は夜執筆することも多いです。

元々パートタイムの社会人向けコースとなっており、フルタイムに比べれば負荷は少ないですが、同級生からは「fulltime jobmasterの両立しんどい…」との声も聞かれるので、仕事しながらだと結構大変そうだな、という印象です。

・授業にはついていける?

→学習のメインはReadingで自分のペースで読み進めることができ、難しい数式なども出てこないので、内容が全く理解できなくて困るということはあまりないです。ただ、Live sessionのディスカッションで他の学生が何言っているのか分からないことは結構あります。

・英語でアカデミックなエッセイを書けるか心配なんだけど…

→コースとは別にStudent Supportというのがあり、リサーチやアカデミックライティングの講義を聞くことができます。また、あるコースでは「優れたエッセイよりもコース内容をよく理解して書かれたエッセイを評価する」と明記されており、Readingをしっかり読み込んで書けばそれなりの評価をもらえるようです。

実際、私のIELTSW6.0ですが、これまで受けた2モジュールのエッセイではDistinction(優)をもらうことができました。

また、エッセイのドラフト添削はしてもらえませんが、採点時にはフィードバックコメントもついているので、エッセイとして良かった点、いまいちだった点、改善点はざっくり把握できます。

MBAにしなかったのはなぜ?

→興味がわかなかったから&GREに挫折したからです。経営・会計系に全く興味がわかず、理数系が苦手すぎてGREを断念しました。MBAのコースも色々見て結構迷ったのですが、MBAを選ぶ理由を考えてみると「その方がつぶしが利きそうだから」というのが一番で、そんな理由なら興味関心がある分野にしようと思い今のコースを選びました。結果、関心がある分野なのでReadingも興味深く読めるので正解でした。費用的にも半分くらいです。

・途中で中断できたりするの?

→コースはMax4年となっており、その範囲内であれば中断できます。私も今年の夏休みはスキップしようと考えており大学側に相談中です。ただ、当然ですがその分卒業は遅くなりますし、私の場合はモジュールの都合上1か月休んだら卒業が数か月遅れる上に学費も若干高くなるそうです。

・大学院卒業後、すぐに生かせる専門性やスキルは身につく?

→今のコースで学んでいるのは主に社会科学系の理論なので、プログラミングのようなすぐに生かせる実践的スキルというわけではありません。ただ、理論を学ぶことで物事を分析的・批判的に見たり、これまでの潮流の中に位置づけて整理できるようになることは、関連分野で働くうえでプラスになるだろうと思います。

また、そもそも修士号が必須のポジションも結構あるので、そうした職への門戸が開かれるという意味でも価値があると考えています。

6.まとめ

オンライン修士コースを始めて数か月のこれまでの体験をもとに記載してきました。

海外の大学院はレベルが高そうでやっていけるかな…と少し心配していましたが、なんとかやっていけそうだなという感じです。

(ちなみに大学院にアプライする前はCourseraのオンラインコースをいくつか受講していました。いきなり大学院だとハードルが高いという方はチェックしてみると良いかと思います。)

オンラインなので学生間の接点はあまりないかなと思っていましたが、Live sessionやグループワークで国籍も職種も年齢も多種多様な学生たちと一緒に学び取り組むことができ、日々気づきや学びがあり、楽しいです。

無事卒業できるまで、引き続き頑張っていきます。

それでは。

 

【子連れ旅行】フィンランド・ロヴァニエミ(サンタ村、ファームステイ、オーロラ)

12月末に45日で4歳の娘を連れてフィンランドのロヴァニエミに行ってきました。

目次

1.フィンランドを選んだ理由

まずはオーロラが見たいと思いアイスランドフィンランドで迷ったのですが、オーロラが見えなくともサンタクロース村など見どころの多いフィンランドのロヴァニエミにしました。

2.旅のスケジュール

12/24(土)バルセロナヘルシンキ→ロヴァニエミ空港、ロヴァニエミ泊

12/25(日)サンタクロース村観光、トナカイぞり、ロヴァニエミ泊

12/26(月)アルクティム観光、Visatupaファームへ移動、Visatupa

12/27(火)Visatupaでアクティビティ、Visatupa

12/28(水)Visatupa→ロヴァニエミ空港→ヘルシンキバルセロナ

 

スケジュール作成の上で考慮したのは、移動を少なくすることでした。

オーロラを見たいのであれば、更に北上してサーリセルカやイナリへ行くのが一般的なようですが、4歳の子どもにとって移動は負担となるだろうと思い、ロヴァニエミから約1時間北上したVisatupa止まりとしました。

また、ヘルシンキ⇔ロヴァニエミ間はサンタクロースエクスプレスという電車もありますが、これも移動が負担になりそうだと思い入れませんでした。

ロヴァニエミ市内→Visatupa→ロヴァニエミ空港の移動は、Visatupaに送迎をお願いしました。

バスで途中まで行くというのもありですが、子連れなので楽なのが一番です。

3.サンタクロース村

旅のハイライトその1は、サンタクロース村です。

クリスマス当日に行った為非常に混んでいました。

多かったのは、中国人、インド人、韓国人、日本人もちらほら。

泊まっていたホテルにもアジア系が多く、あれ、アジアに出張に来たんだっけ?と勘違いするくらいです。

ホテルからはバスで行きましたが、雪でバスが止まり別のバスに乗り換えた為、10時半過ぎに到着した時にはサンタクロースとの対面時間の最短が12時半。

これだとトナカイぞりにかぶるので夕方17時にしてもらいました。

確実に朝一に行くならタクシー利用が良いかもしれません。

気温は-13℃、外にいるだけで冷えるので室内から室内をめぐり、長蛇の列に並んでポストカードを購入し日本の親族らに送りました。

レストランも混んでおり、あるレストランは予約で一杯で入れず、12時オープンと同時にホテルのレストランに入りトナカイ肉などをいただきました。

記載が前後しますが、トナカイぞりのあとサンタクロース村に戻り、いよいよサンタクロースとご対面。

…のはずが、整理券を持っているにもかかわらず1時間15分くらい並びました。

ディズニーランド並みです。もう少し何とかならないものかと思いますが、世界中から観光客が押し寄せているので致し方ないですね。

今回、娘はサンタクロースへおもちゃリクエストをすべく、台詞を一緒に練習してきました。

が、予想通りシャイな娘は入場するやいなや尻込みをして、何とか引っ張って席に座らせ、私がサンタクロースと話しをすることになりました。

以下、一部始終です。

私「Hello, my daughter will receive her present today, and she has something to say…

サンタ「First, let’s take pictures

(写真撮影)
私「
We practiced a lot. はい、せーの!(娘を見ながら)」

娘「・・・・・・」

私「May I have a red car, please?

サンタ「See what will happen

こんな感じでした。

娘が台詞を言えたらビデオを購入しようと思っていましたが、ひたすら私が頑張っている映像しか撮れなかったので、紙の写真(35€)を購入しました。

ご対面はほんの数分で、なんだかとても大柄なサンタさんだなぁ…というのが印象でした。

ずっと座りっぱなしなのは身体に悪そうですね。(余計なお世話)

4.トナカイぞり

前日にGet your guideで予約したApukkaリゾートのトナカイぞりへ。

他のアクティビティは売り切れているものも多く、予定が確実なら早めの予約が良さそうです。

サンタクロース村からApukkaのバスに乗り、冬服を借りていざトナカイぞりへ。

先導するスタッフが歩いてトナカイを引き、これがラップランドの林か~と思いながら雪化粧の林の中を進みます。

そのうちまぶたが何かパサつく感触があり、きっとまつ毛が凍っていたんだろうと思います。

かなり防寒着を着こんでいたにもかかわらず、足先も段々じんじん冷えてきます。

夕焼けで淡いピンクと水色に染まる空を見上げながら、綺麗だけど寒い、早く戻って~!と考えていました。

娘は最初は鼻歌を歌っていたものの、そのうち心地よい揺れで眠り始めました。

おそらく45分くらいかけてようやく戻り、小屋で暖を取りつつトナカイについての話を聞き、エサやりをして解散。

見上げると北斗七星やカシオペア座がはっきりと分かる星空が広がっていました。

とても寒かったのと、お値段もそれなりでしたが、なかなか貴重な体験ができて良かったです。

5. Visatupaファームステイ

ロヴァニエミよりも北にあり、宿からオーロラも見れるというのと、ラップランドの文化を体験できそう&ファームの子どもとも交流できそうというので訪れました。

日本のエージェントともいくつか提携しており日本人のお客さんもかなり多いそうです。

滞在した際も日本人家族にお会いしました。

細かい話は行ってからのお楽しみとして、体験したことを箇条書きで書いておきます。

・美味しい家庭的なフィンランド料理

・牛の見学&新鮮なミルク飲み放題

スノーモービル&森林解説

サーミキャンプファイヤー

フィンランド式サウナ(部屋&湖、半分凍った湖にドボン!)

・ファームの子どもとの交流(娘は一緒に塗り絵をしました)

オーナーのヤンネさんはクリアな英語で色々と解説をしてくれ、ラップランドの話から生活リズムや子どもの学校の話など、現地の話を直接伺うことができて非常に有意義でした。

6.オーロラは見られるか?

Visatupaファーム

さて、オーロラは見られたのでしょうか?

結論から言うと見られませんでした。

ロヴァニエミ滞在の12日目はオーロラツアーを入れるか迷ったのですが、どれも開始が20時頃で娘の就寝時間であることからツアーは見送りました。

また、夫婦共に体調がいまいちで睡眠を優先させた為、夜間の外出もしませんでした。

Visatupa滞在の34日目はいずれも曇りで見られませんでした。

アプリのMy Aurora Forcast &AlertsNorthen Lights Forecastをダウンロードし、フィンランド気象庁?のサイトと合わせ何度もチェックし、夜中に目が覚めた際に外に出てみたりもしましたが、 星一つ見えませんでした。

オーロラが出たらヤンネさんが電話かショートメッセージをくれることになっていましたが、一度も連絡は来ませんでした。

ヤンネさんいわく、オーロラのベストシーズンは3月で、ある年はほぼ毎日オーロラが見られたそうです。

次点が10月で、ただ曇りが多く数か月見られなかった年もあるそうなので、選べるのであれば3月がベストのようです。

残念ですが、また次の機会にオーロラチャレンジしたいと思います。

7.寒さ対策に購入したもの

トナカイぞりの時は20℃にもなりました。

防寒着をどうするか悩みましたが、結局以下のようにしました。

①自分

帽子:ニット帽

上:ダウン、セーター、ヒートテック

下:ズボン、ヒートテックスパッツ

靴下:五本指ソックス二枚重ね(綿+シルク)
靴:
Panama jack(スペインのトレッキングシューズ等を作っているメーカー)のブーツ

手袋:普通の手袋

その他:トナカイぞり時は上下、靴下、靴、手袋全て貸し出し(Visatupa滞在時はズボン、手袋を借用)

②娘

帽子:ニット帽

上:ダウン、フーディー、ヒートテック

下:スキーウェア、ズボン、ヒートテックスパッツ

靴下:ユニクロ厚手靴下

靴:スノーシュー

手袋:スキー用手袋

その他:トナカイぞり時は上下、靴下、靴、手袋全て貸し出し

 

ロヴァニエミでレンタルできるお店もチェックしていましたが、トナカイぞりのツアーに冬服貸し出しがあったのと、Visatupaでもいくつか借りられることを事前に確認していたので結局使いませんでした。

あれこれ買っても雪国住まいではないのでそれほど使わないと思い、購入は最小限にしました。

軽装備かなと心配していましたが、何とかなったので良かったです。

 

以上、フィンランド旅行記でした。

 

北極圏に足を踏み入れ、まるで地理の教科書に出てくるような世界を満喫できて楽しかったです。

娘も雪遊びやトナカイぞり、サンタ村を楽しんでいたようで良かったです。

 

それでは。

 

Hasta pronto!(また近いうちに!)

【旅育振り返り】ドイツ・ニュルンベルク旅行

旅育という観点からドイツ・ニュルンベルク旅行を振り返ります。

旅行記はこちらから。

satieblog.hatenablog.com

 

目次

1.旅育とは

そもそも、旅育とは何でしょうか。

旅育を提唱している旅行ジャーナリストの村田和子さんによると、旅育とは旅を通して子どもの生きる力を育むもので、そのメソッドとして以下の5つを挙げられています。

5つの旅育メソッド🄬

1.旅の計画や準備は子どもと一緒に

2.役割や目標を設定、褒めて成功体験に

3.旅先では家族各々で過ごす時間を作る

4.本物に多く触れ関心の芽を育む

5.思い出を「かたち」にして記憶に残す

 

引用元:旅育メソッドとは?旅育とは? | travel-k

「旅育」で検索していくつかのサイトをのぞいてみると、「新しい体験を通じて好奇心を育む」「旅の準備から振り返りまで通じて自立心を育む」「現地でのコミュニケーションを通じてコミュニケーション力を高める」などがありました。

いずれも、ただ「楽しい!」だけではなく「子どもの成長に繋がる」ような体験をすることがポイントのようです。

2.旅の事前準備

今回の旅では高い学習効果を期待するというより、「4歳の娘が今どこにいるかも分からず振り回されるだけでなく、内容を把握して一緒に楽しめる旅行にする」ことを目標にしていました。

事前準備の内容としては下記の通りです。

①旅のしおりを作成、一緒に見る

②MAPSの本、地球儀を見る

旅のしおりはこんな感じで、インターネット上の画像を借用させていただき作成しました。

3.旅行中

今回は親が決めたところを回りましたが、屋台で食べるものやお土産は娘に選んでもらいました。

もう少し大きくなったら地図を見ながら行き方を考え、先導してもらうのも良いなと思います。

4.旅の振り返り

トラベルノートに旅行中もらったパンフレットの切り抜きやチケットを貼り付け、一緒に絵を描きました。

娘は「ゆき~」と言いながら雪マークを描いたり、プレッツェル、ソーセージを描いていました。

本人の中では「雪、プレッツェル、ソーセージ」が印象に残ったようです。

他にも色々と会話をしながら旅行を振り返ることができました。

また、ヨーロッパの白地図を印刷してドイツを塗るというアクティビティもしました。

5.良かった点と反省点

①良かった点

・事前にしおりで旅先で食べられる料理や国情報を知っていたので、屋台で「レープクーヘン食べる~!」と娘のテンションがあがったり、お土産でドイツ国旗カラーモチーフのものを「グーテンタークの色だからこれにする~」といって選ぶなど、「知っているもの→実体験」に繋がったのは良かった。

②反省点

・訪問先や内容について、本人の主導権がもう少し与えられたら良かった。

・荷造りもあまり一緒にできなかったので、今度は一緒にやりたい。

・村田さんの旅育メソッド2の「役割、目標設定」は今回設定していなかったので、今後は要検討。

・マーケットは現金払いのところも多かったので、支払いをしてもらうのも良かったかも。(言葉は違うのに、通貨は同じという発見ができたかも?)

・2日目の行程が盛り沢山だったので、一度ホテルで休憩するなどゆとりあるスケジュールにすべきだった。

・今回は完全に親目線での訪問先だったが、娘の興味関心ベースの旅もいつかやってみたい。

 

以上、旅育振り返りでした。

親都合の旅行ではあるものの、少しでも娘にも楽しんでもらい、ドイツを身近に感じてもらえれば良いなと思います。

お読みくださりどうもありがとうございました。

Hasta pronto!(また近いうちに!)

 

 

 

 

 

【子連れ旅行】ドイツ・ニュルンベルクのクリスマスマーケット

先日ドイツのニュルンベルクのクリスマスマーケットに行ってきました。

目次

1.ニュルンベルクを選んだ理由

ヨーロッパに住んでいる間に本場のクリスマスマーケットはぜひ行ってみたいと思っていました。

ドイツには三大クリスマスマーケットがあり、

①世界最古のドレスデン

②世界一有名なニュルンベルク

③世界最大のシュトットガルト

と言われています。

なかでも今回ニュルンベルクを選んだのは、

バルセロナから直行便がある

・子ども向けのマーケットがある

からです。

2.旅のスケジュール

クリスマスマーケットは週末混んでいると聞いていたのと、航空券やホテルが安いという理由で、12/15(木)~17(土)の二泊三日というスケジュールにしました。

具体的なスケジュールは下記の通りです。

12/15(木):夕方着、夜クリスマスマーケット散策(職人広場)

12/16(金):ニュルンベルク城(Kaiser burg)見学→クリスマスマーケット(メイン、子ども用)→おもちゃ博物館→Mullerで買い物

12/17(土):鉄道博物館、クリスマスマーケット(職人広場)、昼食後移動

3.クリスマスマーケット

屋台の数もとても多く、食べ物や工芸品、雰囲気など全て満喫できました。

①食べ物

事前に調べている中で、ぜひ飲みたい・食べたいと思っていたものを見つけ楽しむことができました。

ニュルンベルクバーガー

レープクーヘン

・グリューワイン

ニュルンベルクバーガー

・レープクーヘン(スパイスの入ったお菓子)

・Kartoffelpuffer(じゃがいもチヂミみたいなもの)

・シュトレン

等々。

②工芸品

見ているだけでもテンションがあがります。

なお、子どものマーケットにはメリーゴーラウンド、列車、観覧車があり、娘は列車に乗りました。

室内で塗り絵をするスペースもあり、寒さがしのげたのも良かったです。

4.ニュルンベルク市内観光

①Kaiser burg(ニュルンベルク城)

二日目の朝は雪が舞っていたので、ホテル(ニュルンベルク中央駅東口すぐ)からタクシーで向かいました。

お城からの眺めがとても良く、雪舞うニュルンベルクの街並みは素晴らしかったです。

展示物は娘と一緒だったのでサーっと見て回るだけでしたが、3D映像で城の成り立ちを見ることができたり、50mの井戸の実演があったりと充実していました。

中にはきれいなカフェもあり、見学後はカフェで一休みしました。

②おもちゃ博物館

こちらも展示はサーっと見て回る感じでしたが、一番上に子どもの遊びスペースがあり、娘は楽しそうに遊んでいました。

鉄道博物館

ドイツ初代蒸気機関車高速鉄道ICE、その他車両の実物大展示があり迫力がありました。

模型の展示も圧巻でしたが、解説文がドイツ語のみの所が多かったのが残念でした。

こちらも子ども用の広いスペースがあり、BRIOの線路やICEの車(これが娘はお気に入りでした)、車掌さんの制服コーナーやミニ列車などもあり、充実していました。

アウトドアの展示は、冬季は閉まっているので要注意です。

5.ニュルンベルクのおすすめレストラン

いずれも美味しくお店の雰囲気も中世風で素敵だったので、お店の名前を載せておきます。

①Heilig-Geist-Spital(ハイリヒ・ガイスト・シュピタール):メイン会場近く

②Bocksbeutel-Stube im Pillhofer:職人広場近く

③Frankische Weinstube:職人広場内

①は広く予約なしでも入れましたが、②と③は私たちは最後の空きテーブルだったので、可能であれば予約した方が良いかもしれません。

②のお店ではsmall portionの注文も可能だったので、肉とじゃがいもをそんなに食べられないという方はsmallがお勧めです。

Potato dumblingが重くて食べきるのが大変でした。

また、朝食はプレッツェルで有名なBrezen Kolb(駅前店)でプレッツェルをいただきました。

ちょっとしょっぱいけれど美味しくて、娘もバクバク。

店内ではプレッツェルの製造過程の映像が流れており、娘も興味津々で見ていました。

6.ニュルンベルクのお土産

クリスマスマーケットで購入したものは以下の通り。

・オーナメント2種(キリスト生誕&クリストキント(ニュルンベルクのクリスマスマーケットの天使))

・クッキーの型押し

蒸気機関車アドラーモチーフの飾り

市内で購入したものは以下の通り。

・Ravensburgerのパズル(Muller)

・STABILOの色鉛筆(同上)

・Grimmsのアーチレインボー(Pfiffikus)

いずれもドイツ発祥のメーカーなので、ドイツで購入することができ嬉しいです。

アーチレインボーは昔から欲しかったので、娘が「これ欲しい」と持ってきたときには即決でした(笑)

色鉛筆については、有名なメーカーいずれもニュルンベルクに縁があり驚きでした。

 

7. 子連れ旅行の振り返り

①良かった点

・しおりを見ながら旅の準備を楽しめた。(別記事に纏めます)

・ちょうど雪が降ったので、2日目はホテルを出るなり雪遊びをし、Kaiser burgから市内に下りる際も雪の坂道を楽しそうに歩いていた。

・娘は食べることが好きなので、プレッツェルに始まりレープクーヘン、ニュルンベルクバーガー、ワッフルと、次々に美味しそうに食べていた。

ニュルンベルク自体はコンパクトな街なので、移動が楽だった(Kaiser burgに行くのにタクシーを使った以外は徒歩移動)。

②反省点

・2日目の行程が盛り沢山すぎた。(娘は夕食のレストランで寝落ちしそのまま朝まで寝ていた)

・おもちゃ博物館、鉄道博物館共に、展示物そのものにはあまり興味を示さずキッズスペースで遊んでいた。

 箱ものを組み入れるかどうかはよく検討した方が良い。(昔は鉄道も好きだったが、最近は興味が薄れていた)

・展示物は娘の見て回るスピードに合わせると説明文を読んでいる時間がないので、事前に親がインプットして簡単に説明してあげられたら良かった。(Kaiser burgの歴史など)

・トラベルノートを自宅に忘れた。(帰宅後に書いた)

 

長々と書きましたが、盛り沢山の二泊三日、雪のクリスマスマーケットを家族で楽しめて良かったです。

 

お読みくださりどうもありがとうございました。

それでは。

Hasta pronto!(また近いうちに)