イースター休暇を利用して、4歳の娘と二人でロンドンに3泊4日の旅行に行きました。
<目次>
1.旅の予習
旅の事前準備としては、①しおり②絵本③シールブックを用意しました。
①しおりはこちら。
②絵本はPeppa pigとMaisy。Katieシリーズも素敵でしたが、文字が多かったので見送りました。実際にロンドンの街ではKatieのロンドン本を持って歩いている小さな男の子もいました。
③シールブック
ホテルに戻ってから毎日少しずつ貼り、ここ見たね~などと色々お話しました。
それから、イギリスに行くという話をしたら娘が旗を作ると言って自分で作っていました。
旅行にも持参し、衛兵交替式ではこの旗を振っていました。
(存在を忘れていたら、娘に「旗、旗!」と言われて慌てて出しました。)
2.スケジュール
3/28(火):バルセロナ→ロンドン(午前便でしたが欠航した為午後着)→Harrods
3/29(水):Big Ben→歩いてSt. James's park→兵舎前&バッキンガム宮殿で衛兵交替式→Frozenミュージカル
3/30(木):Tower bridge開閉を見る→船で移動→トラファルガー広場→ナショナルギャラリー→Fortnum Masonでアフタヌーンティー→Waterstones(本屋)→リバティ本店
3/31(金):ケンジントンガーデンのダイアナメモリアルプレイグラウンド→自然史博物館、ロンドン→バルセロナ(夜着)
(一口メモ)
・衛兵交替式はWellington Barracks前で見ました。柵越しですが、バッキンガム宮殿前は大混雑なのでこちらでしっかり見ることができて良かったです。
・Tower bridgeはこちらのサイトで開閉時間を調べ、それに合わせて行きました。(絵本で開閉するシーンがあったので)
Bridge Lift Times | Tower Bridge
・テムズ川は観光客用のリバークルーズでなくともオイスターカードで乗れる船があるのでそれに乗りました。
・メモリアルプレイグラウンドは10時からしか開かないので要注意です。
・最終日は雨の中公園に行くことになったので、晴れている間に公園に行けばよかったです。
3.Frozenミュージカル
ミュージカルは5歳以上推奨のものが多く、4歳でも見られるもの、かつ娘に馴染みがあるものということでFrozenを観ることにしました。
当日は近くのレストランで食事をしてから行きましたが、キッズメニューがあり他にもプリンセスの格好をした子ども達が何人かいました。
昼間の時間帯ということもあり会場も子ども連れが多く、わいわいガヤガヤとした雰囲気でした。
座席はGrand Circleを選びました。やや見下ろす形ですがステージ全体をしっかり見ることができたので良かったです。
Frozenの話は知っているのでそこまで期待せずに行ったのですが、歌やダンスが素晴らしく、所々会場から笑いが起きたりして、舞台という生ものを皆で共有する楽しさがありました。
娘はというと、知っている歌はいくつかあるものの、見慣れないミュージカル、しかも時間も長いので前半が終わっただけでぐったりしていましたが、なんとか最後まで一緒に観ることができました。
観終わった娘の感想は「ながい・・・」でしたが、その日はホテルでも歌いながら踊ったり、Let it goを歌う時に振りが付くようになったのでだいぶ影響されたのかなと思います。
パンフレットが欲しいというので購入したら、帰国してからもよく開いています。
4.ナショナルギャラリー
これが無料でいいのかと思うほど、数々の有名な作品が所蔵されています。
以前ルーブル美術館を訪れた時にはモナ・リザを多くの人が取り囲んでいて大混雑でしたが、ここはそんなに混んでいることもなく、ゴッホのひまわりもじっくりと観察することができました。
厚塗りされた油絵の迫力は実物を見ないと感じられないですし、なんとなく「黄色」だと思っていたひまわりも、かなり濃くて暗い色合いなのだという発見がありました。
娘はというと、相変わらずワークシートをチェックすると先に行きたがっていました。
対話型鑑賞どころではないですが、多くの本物の絵に触れる経験が感性を豊かにしてくれているといいなと思います。
5.アフタヌーンティー
旅では「本物の体験」をすることを大事にしています。
なので、アフタヌーンティーでは子ども受けしそうなScience afternoon tea(自然史博物館近くのAmpersand hotelでやっている)ではなく、Fortnum Masonのアフタヌーンティーを予約し、綺麗めなスカートとパンプスもわざわざ持参して、店の前でスニーカーから履き替えて行きました。
しかし、店の雰囲気はそれほど高級感はなく、例えるなら老舗デパートの屋上レストランのような感じで、老若男女和気あいあいとしたカジュアルな雰囲気でした。
旅行者が多いこともあり、スニーカーの人も多かったです。(確かに、お店のQ&Aでも「スニーカーでも可」と書いてありました。)
サンドイッチやスコーンとクリームは美味しかったのですが、ケーキが全然美味しくなかったのです。
とにかく、甘い!甘い!甘い!
お代わりは自由なのでスコーンをお代わりしたかったのですが、いかんせんケーキが食べ終わらないのでスコーンのお代わりには行きつきませんでした。
一番上のケーキが「ザ・お子様用」といったデザインでいまいち可愛くなく、苦手なサンドイッチ以外はパクパク食べていましたが、あんまり特別感はなかったな…という感じでした。
これでお会計約2万円ですよ…高すぎる…。
どこもアフタヌーンティーは高いらしいですが、これだったらもっとカジュアルなお店に行くか、いっそリッツのアフタヌーンティーに行く方が高級感を楽しめるのかなと思いました。
6.自然史博物館
期待通り、見ごたえがあって充実した博物館でした。
まずお出迎えするシロナガスクジラ、キリンやマンモス、恐竜の化石たち。
恐竜のゾーンで大迫力のティラノサウルスに怖気づいたり、地球のエスカレーターが気に入って何回か登ったり、とにかく見るものがたくさんあり、昼食をはさんで3時間くらいいたと思いますが、見切れなかったです。
所々、パパさんが熱心にお子さんに解説しているのが微笑ましかったです。
ランチはこの中のカフェで食べましたが、リーズナブルで良かったです。
恐竜好きな子は恐竜のレストランも楽しそうです。
キッズガイドも売っていたので、先に売店で買って回るのも良さそうです。
予習復習用に「せいめいのれきし」の絵本を購入していましたが、娘には少し早すぎたようで全然読みません…。
7.宿泊したホテル
今回は高級住宅街のサウスケンジントンエリアに泊まってみたかったので、Citadines Apart'hotel South Kensingtonに宿泊しました。
元々Airbnbも考えていましたが、費用が結構高いのと、子どもが家具でも壊したら大変だなと思い、簡易キッチンつきのサービスアパートメントにしました。
清掃が週に一度という不便さはありつつも、ほぼホテルと変わらない作りになっており、地下鉄からもバス停からも徒歩10分以内で大使館が立ち並ぶ閑静なエリアにあり良かったです。
8.まとめ
ロンドンは子ども受けするアイコン(Big Ben、赤いバス、赤い電話ボックス、ライオン)などがあり、子どもも楽しめる街でした。
特に娘は電話ボックスがお気に入りで、見つけるたびに入っては電話をかける真似をして楽しんでいました。
残念ながら天気はほぼ曇りで肌寒く、最終日に至っては雨だったのと、物価が高く、美味しくて手ごろなレストランを探すのが大変といった不便さはありましたが、個人的に英語が主言語なのはかなり楽でした。
娘も滞在中はいつも以上に英語で話すことが多かったように思います。
娘はかなりロンドンを楽しんだようで、帰りの飛行機で「まだロンドンにいる~」と言っていたので、イギリスやロンドンにポジティブな思い出を持ち、これからも英語と親しんでいくモチベーションの一つになってくれたらいいなと思っています。
(番外編)
メモリアルプレイグラウンドの海賊船とリス。
娘はリスにあまり反応せず、スナックをぼりぼり食べていました。
今回はロンドンだけだったので、今度は他の地方にも行ってみたいです。
それでは。
Hasta pronto!(また近いうちに!)