スペインMBA子連れ帯同中

スペイン帯同妻兼学生の生活&子育てブログ

海外でバースデーパーティーを開催した体験談と反省

スペイン・バルセロナで娘5歳のバースデーパーティーを開催しました。

初めての開催で、試行錯誤しながらでしたが無事に終わったので記録に残しておきます。

(目次)

1.スペインでのバースデー事情

こちらでは誕生日の人が主催で誕生日パーティーを開きます。

これまでに参加した誕生日パーティーでは、ナーサリー貸切や自宅の屋上で開催し、飲食物は主催者側が用意して、参加するクラスメイトでお金を集めて大きなプレゼントを買って持っていくという形でした。

ほかには室内遊戯場でバースデーパッケージプランを頼んだり、アニメーターというエンターテイナー(ペインティングをしたり一緒に歌やダンスをしてくれる人)を雇う人も多いそうです。

また、パーティーごとに「プリンセス」「スパイダーマン」「パウパトロール」などテーマを決めて開催されることも多いです。

2.開催決定~会場決定まで

クラスメイトのお友達の誕生日パーティーからの帰り道、「〇〇ちゃんはパーティーどこでやるの?」と娘が尋ねたことをきっかけに、本格的に誕生日パーティー開催を検討し始めました。

ちょうど仲良しのお友達の誕生日が近く、ママさんと話して共同開催することにしました。

室内遊戯場では一日に何組もパーティーをしていると聞いていたので、プライベートで落ち着いて楽しめるナーサリーの貸切にしました。屋内外に遊具があるのも良かったです。

インターナショナルのナーサリーのようで、スタッフの人と英語でコミュニケーションできるのが良かったです。

予約したのは開催3週間前でしたが、系列園では同じ日時が埋まっていたので、1~3か月前から予約すると安心かと思います。なお、私たちは土曜日の1114時開催にしました。

maps.app.goo.gl

3.各種手配について

パーティーに必要な諸々は下記の通り準備しました。

ナーサリーにはパッケージプランもありましたが、経費削減のため自分たちで準備したものが多いです。

①招待状

経費削減&環境対策のため紙の配布はせず、下記のサイトで無料で作成したものをクラスのWhatsAppに流しました。クラスメイト以外は、それぞれ自国のお友達を数人招待しました。

Birthday Invitation Templates (Free) | Greetings Island

②食事

Turrisというパン屋さんのケータリングをお願いし、スナック類や寿司、ソフトドリンクはスーパーで購入したものを搬入しました。

アルコールはパッケージプランのCavaセットをお願いしました。

(写真は寿司到着前)

③ケーキ

何店か見積を取り、1020人用となると200€くらいするお店もあり悩みました。

それほどデザインにこだわりはなかったので、一番お値打ちだったこちらのお店のケーキをオーダーしました。問合せしないと値段が分からないお店が多かった中、こちらは形が決まっていて、大きさ、金額が明確なのが良かったです。

ユニコーンとレインボーを載せたいという娘の希望に合わせ、トッピングをAmazonで別途注文して載せました。

Lolita Bakery | cupcakes and cakes in Barcelona

④プレゼント

前回のクラスメイトの誕生日パーティーではまとめ役の人が集金&プレゼントを選んで購入していたのですが、それだとまとめ役の人に負担なのと、プレゼントは自分で選びたかったのでクラスメイトの親御さんから主催者の親に一定金額を送金してもらうことにしました。

いただいた金額に合うよう、LEGOやアクアビーズ、メイクセットを購入させていただきました。

ピニャータ

スペインのパーティーで定番とされるピニャータ。くす玉のようになっていて、お菓子を詰めておいて当日棒で割るというものです。

パーティーグッズ屋さんにユニコーンの可愛いピニャータがあったので購入し、キャンディショップで購入したお菓子を詰めました。

棒は家にあったラップの芯に色画用紙を巻き付けて作りました。

⑥サンクスギフト(グッディバッグ)

Flying Tigerで購入したクリスマスのクラフトキットにミニ菓子を添えたものを、パーティーっぽい紙袋に詰めました。紙袋はTEDiという雑貨ショップで購入しました。

⑦その他

バルーンは会場にお願いし、ガーランドなどちょっとした装飾をパーディーグッズショップで購入したほか、Amazonでカトラリー&シートセットを購入、カトラリーが不足しそうだったのでTEDiでも追加購入しました。

特にテーマは設けず、子ども達の好きなカラーをメインに装飾しました。

4.事前準備

パーティーの約2週間前に会場を下見をして、パッケージプランの詳細や、どこまで備品を借りられるか、どのスペースを使えるのかを確認しました。

共同開催のママさんとは、招待状のデザインから装飾のイメージ、自分たちで手配する物の分担についてカフェでお茶をしながらすり合わせ、それぞれ各自の手配を進めていきました。

5.当日のスケジュール

以下のスケジュールを事前に立て、ほぼこのスケジュール通りに進みました。

10:15 会場到着、ケータリング受け取り

11:00 Opening、プレイタイム&食事タイム

12:00 食事タイム

12:30 マジックショー(by夫)

12:45 バースデーケーキ登場、写真撮影

13:00 プレゼントオープン

13:30 ピニャータ割り、Closing

14:00 撤収

6.良かった点と反省点

良かった点:

・会場に屋内外の遊具があり、子どもたちが飽きずに過ごせたこと。

・子どもたちが総勢15人程度とちょうど良い規模感で、特に大きな混乱もなく進められたこと。

・共同開催したので費用を折半できたこと。

反省点:

・親主導で進めてしまったので、テーマ選定や呼ぶ友達、ピニャータの中身やグッディバッグの中身など、子どもと一緒に選べば良かった。(カードの絵柄や装飾を選んでもらったり、グッディバッグを詰めるところなど部分的には関与したが、もっと子どもを巻き込めれば良かった。)

・経費削減のためにパッケージプランを頼まなかったが、自分たちでカトラリーも用意する必要があるなど、意外と高くついた。自分たちで手配する場合の大まかな予算を決めておくべきだった。

・食事やバルーン以外の装飾は自分たちでしたので、いまいち見栄えがしなかった。

・寿司を当日スーパーで手配したが、販売開始が遅かったので事前に予約すべきだった。

ピニャータが小さく、中に入っているお菓子が少なすぎて子ども達が不満そうだった。

・ケーキを15-20人分頼んだら思いのほか大きかったので、もう少し小さくても良かった。

・チーズを出したがあまり減らなかった。ポテチ、スナック系はすぐなくなったので多めでよい。

・招待していない人が来たので、グッディバッグは2,3個多めに用意すべきだった。

 

余談:誕生日パーティーを誕生日前にすることの是非について

共同開催相手と夫の都合上、娘の誕生日前の開催になりましたが、欧米を中心に誕生日を迎える前にパーティーをするのは良くないという風習があるそうで、実際の誕生日を無事迎えられるかちょっとひやひやしました。

気にしない人は良いですが、都合がつくのであれば後にやる方がなんとなく良いかなと思います。

7.まとめ

自分たちで手配する部分が多く大変だったのと、費用もそれなりにかかりました(合計約900€≒日本円で約14万円)が、やって良かったです。

子ども達もとても楽しそうでしたし、普段送迎時に挨拶する程度の他の親御さんたちとも色々とお話しすることができました。

これを毎年やるのは大変ですが、きっとこんな風なパーティーを開くのは最初で最後だったと思うので、子どもにとっても大切な思い出になってくれれば良いなと願っています。

 

それでは。

Hasta pronto!(また近いうちに!)