旅育という観点からドイツ・ニュルンベルク旅行を振り返ります。
旅行記はこちらから。
目次
1.旅育とは
そもそも、旅育とは何でしょうか。
旅育を提唱している旅行ジャーナリストの村田和子さんによると、旅育とは旅を通して子どもの生きる力を育むもので、そのメソッドとして以下の5つを挙げられています。
5つの旅育メソッド🄬
1.旅の計画や準備は子どもと一緒に
2.役割や目標を設定、褒めて成功体験に
3.旅先では家族各々で過ごす時間を作る
4.本物に多く触れ関心の芽を育む
5.思い出を「かたち」にして記憶に残す
「旅育」で検索していくつかのサイトをのぞいてみると、「新しい体験を通じて好奇心を育む」「旅の準備から振り返りまで通じて自立心を育む」「現地でのコミュニケーションを通じてコミュニケーション力を高める」などがありました。
いずれも、ただ「楽しい!」だけではなく「子どもの成長に繋がる」ような体験をすることがポイントのようです。
2.旅の事前準備
今回の旅では高い学習効果を期待するというより、「4歳の娘が今どこにいるかも分からず振り回されるだけでなく、内容を把握して一緒に楽しめる旅行にする」ことを目標にしていました。
事前準備の内容としては下記の通りです。
①旅のしおりを作成、一緒に見る
②MAPSの本、地球儀を見る
旅のしおりはこんな感じで、インターネット上の画像を借用させていただき作成しました。
3.旅行中
今回は親が決めたところを回りましたが、屋台で食べるものやお土産は娘に選んでもらいました。
もう少し大きくなったら地図を見ながら行き方を考え、先導してもらうのも良いなと思います。
4.旅の振り返り
トラベルノートに旅行中もらったパンフレットの切り抜きやチケットを貼り付け、一緒に絵を描きました。
娘は「ゆき~」と言いながら雪マークを描いたり、プレッツェル、ソーセージを描いていました。
本人の中では「雪、プレッツェル、ソーセージ」が印象に残ったようです。
他にも色々と会話をしながら旅行を振り返ることができました。
また、ヨーロッパの白地図を印刷してドイツを塗るというアクティビティもしました。
5.良かった点と反省点
①良かった点
・事前にしおりで旅先で食べられる料理や国情報を知っていたので、屋台で「レープクーヘン食べる~!」と娘のテンションがあがったり、お土産でドイツ国旗カラーモチーフのものを「グーテンタークの色だからこれにする~」といって選ぶなど、「知っているもの→実体験」に繋がったのは良かった。
②反省点
・訪問先や内容について、本人の主導権がもう少し与えられたら良かった。
・荷造りもあまり一緒にできなかったので、今度は一緒にやりたい。
・村田さんの旅育メソッド2の「役割、目標設定」は今回設定していなかったので、今後は要検討。
・マーケットは現金払いのところも多かったので、支払いをしてもらうのも良かったかも。(言葉は違うのに、通貨は同じという発見ができたかも?)
・2日目の行程が盛り沢山だったので、一度ホテルで休憩するなどゆとりあるスケジュールにすべきだった。
・今回は完全に親目線での訪問先だったが、娘の興味関心ベースの旅もいつかやってみたい。
以上、旅育振り返りでした。
親都合の旅行ではあるものの、少しでも娘にも楽しんでもらい、ドイツを身近に感じてもらえれば良いなと思います。
お読みくださりどうもありがとうございました。
Hasta pronto!(また近いうちに!)