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スペイン帯同妻兼学生の生活&子育てブログ

【子連れ旅行】フィンランド・ロヴァニエミ(サンタ村、ファームステイ、オーロラ)

12月末に45日で4歳の娘を連れてフィンランドのロヴァニエミに行ってきました。

目次

1.フィンランドを選んだ理由

まずはオーロラが見たいと思いアイスランドフィンランドで迷ったのですが、オーロラが見えなくともサンタクロース村など見どころの多いフィンランドのロヴァニエミにしました。

2.旅のスケジュール

12/24(土)バルセロナヘルシンキ→ロヴァニエミ空港、ロヴァニエミ泊

12/25(日)サンタクロース村観光、トナカイぞり、ロヴァニエミ泊

12/26(月)アルクティム観光、Visatupaファームへ移動、Visatupa

12/27(火)Visatupaでアクティビティ、Visatupa

12/28(水)Visatupa→ロヴァニエミ空港→ヘルシンキバルセロナ

 

スケジュール作成の上で考慮したのは、移動を少なくすることでした。

オーロラを見たいのであれば、更に北上してサーリセルカやイナリへ行くのが一般的なようですが、4歳の子どもにとって移動は負担となるだろうと思い、ロヴァニエミから約1時間北上したVisatupa止まりとしました。

また、ヘルシンキ⇔ロヴァニエミ間はサンタクロースエクスプレスという電車もありますが、これも移動が負担になりそうだと思い入れませんでした。

ロヴァニエミ市内→Visatupa→ロヴァニエミ空港の移動は、Visatupaに送迎をお願いしました。

バスで途中まで行くというのもありですが、子連れなので楽なのが一番です。

3.サンタクロース村

旅のハイライトその1は、サンタクロース村です。

クリスマス当日に行った為非常に混んでいました。

多かったのは、中国人、インド人、韓国人、日本人もちらほら。

泊まっていたホテルにもアジア系が多く、あれ、アジアに出張に来たんだっけ?と勘違いするくらいです。

ホテルからはバスで行きましたが、雪でバスが止まり別のバスに乗り換えた為、10時半過ぎに到着した時にはサンタクロースとの対面時間の最短が12時半。

これだとトナカイぞりにかぶるので夕方17時にしてもらいました。

確実に朝一に行くならタクシー利用が良いかもしれません。

気温は-13℃、外にいるだけで冷えるので室内から室内をめぐり、長蛇の列に並んでポストカードを購入し日本の親族らに送りました。

レストランも混んでおり、あるレストランは予約で一杯で入れず、12時オープンと同時にホテルのレストランに入りトナカイ肉などをいただきました。

記載が前後しますが、トナカイぞりのあとサンタクロース村に戻り、いよいよサンタクロースとご対面。

…のはずが、整理券を持っているにもかかわらず1時間15分くらい並びました。

ディズニーランド並みです。もう少し何とかならないものかと思いますが、世界中から観光客が押し寄せているので致し方ないですね。

今回、娘はサンタクロースへおもちゃリクエストをすべく、台詞を一緒に練習してきました。

が、予想通りシャイな娘は入場するやいなや尻込みをして、何とか引っ張って席に座らせ、私がサンタクロースと話しをすることになりました。

以下、一部始終です。

私「Hello, my daughter will receive her present today, and she has something to say…

サンタ「First, let’s take pictures

(写真撮影)
私「
We practiced a lot. はい、せーの!(娘を見ながら)」

娘「・・・・・・」

私「May I have a red car, please?

サンタ「See what will happen

こんな感じでした。

娘が台詞を言えたらビデオを購入しようと思っていましたが、ひたすら私が頑張っている映像しか撮れなかったので、紙の写真(35€)を購入しました。

ご対面はほんの数分で、なんだかとても大柄なサンタさんだなぁ…というのが印象でした。

ずっと座りっぱなしなのは身体に悪そうですね。(余計なお世話)

4.トナカイぞり

前日にGet your guideで予約したApukkaリゾートのトナカイぞりへ。

他のアクティビティは売り切れているものも多く、予定が確実なら早めの予約が良さそうです。

サンタクロース村からApukkaのバスに乗り、冬服を借りていざトナカイぞりへ。

先導するスタッフが歩いてトナカイを引き、これがラップランドの林か~と思いながら雪化粧の林の中を進みます。

そのうちまぶたが何かパサつく感触があり、きっとまつ毛が凍っていたんだろうと思います。

かなり防寒着を着こんでいたにもかかわらず、足先も段々じんじん冷えてきます。

夕焼けで淡いピンクと水色に染まる空を見上げながら、綺麗だけど寒い、早く戻って~!と考えていました。

娘は最初は鼻歌を歌っていたものの、そのうち心地よい揺れで眠り始めました。

おそらく45分くらいかけてようやく戻り、小屋で暖を取りつつトナカイについての話を聞き、エサやりをして解散。

見上げると北斗七星やカシオペア座がはっきりと分かる星空が広がっていました。

とても寒かったのと、お値段もそれなりでしたが、なかなか貴重な体験ができて良かったです。

5. Visatupaファームステイ

ロヴァニエミよりも北にあり、宿からオーロラも見れるというのと、ラップランドの文化を体験できそう&ファームの子どもとも交流できそうというので訪れました。

日本のエージェントともいくつか提携しており日本人のお客さんもかなり多いそうです。

滞在した際も日本人家族にお会いしました。

細かい話は行ってからのお楽しみとして、体験したことを箇条書きで書いておきます。

・美味しい家庭的なフィンランド料理

・牛の見学&新鮮なミルク飲み放題

スノーモービル&森林解説

サーミキャンプファイヤー

フィンランド式サウナ(部屋&湖、半分凍った湖にドボン!)

・ファームの子どもとの交流(娘は一緒に塗り絵をしました)

オーナーのヤンネさんはクリアな英語で色々と解説をしてくれ、ラップランドの話から生活リズムや子どもの学校の話など、現地の話を直接伺うことができて非常に有意義でした。

6.オーロラは見られるか?

Visatupaファーム

さて、オーロラは見られたのでしょうか?

結論から言うと見られませんでした。

ロヴァニエミ滞在の12日目はオーロラツアーを入れるか迷ったのですが、どれも開始が20時頃で娘の就寝時間であることからツアーは見送りました。

また、夫婦共に体調がいまいちで睡眠を優先させた為、夜間の外出もしませんでした。

Visatupa滞在の34日目はいずれも曇りで見られませんでした。

アプリのMy Aurora Forcast &AlertsNorthen Lights Forecastをダウンロードし、フィンランド気象庁?のサイトと合わせ何度もチェックし、夜中に目が覚めた際に外に出てみたりもしましたが、 星一つ見えませんでした。

オーロラが出たらヤンネさんが電話かショートメッセージをくれることになっていましたが、一度も連絡は来ませんでした。

ヤンネさんいわく、オーロラのベストシーズンは3月で、ある年はほぼ毎日オーロラが見られたそうです。

次点が10月で、ただ曇りが多く数か月見られなかった年もあるそうなので、選べるのであれば3月がベストのようです。

残念ですが、また次の機会にオーロラチャレンジしたいと思います。

7.寒さ対策に購入したもの

トナカイぞりの時は20℃にもなりました。

防寒着をどうするか悩みましたが、結局以下のようにしました。

①自分

帽子:ニット帽

上:ダウン、セーター、ヒートテック

下:ズボン、ヒートテックスパッツ

靴下:五本指ソックス二枚重ね(綿+シルク)
靴:
Panama jack(スペインのトレッキングシューズ等を作っているメーカー)のブーツ

手袋:普通の手袋

その他:トナカイぞり時は上下、靴下、靴、手袋全て貸し出し(Visatupa滞在時はズボン、手袋を借用)

②娘

帽子:ニット帽

上:ダウン、フーディー、ヒートテック

下:スキーウェア、ズボン、ヒートテックスパッツ

靴下:ユニクロ厚手靴下

靴:スノーシュー

手袋:スキー用手袋

その他:トナカイぞり時は上下、靴下、靴、手袋全て貸し出し

 

ロヴァニエミでレンタルできるお店もチェックしていましたが、トナカイぞりのツアーに冬服貸し出しがあったのと、Visatupaでもいくつか借りられることを事前に確認していたので結局使いませんでした。

あれこれ買っても雪国住まいではないのでそれほど使わないと思い、購入は最小限にしました。

軽装備かなと心配していましたが、何とかなったので良かったです。

 

以上、フィンランド旅行記でした。

 

北極圏に足を踏み入れ、まるで地理の教科書に出てくるような世界を満喫できて楽しかったです。

娘も雪遊びやトナカイぞり、サンタ村を楽しんでいたようで良かったです。

 

それでは。

 

Hasta pronto!(また近いうちに!)