スペインでAmazonを使ってみた~アカウント作成から商品受領まで~
日本にいるときはAmazon Prime会員でAmazonのヘビーユーザーでした。
スペインに到着してから何かと物入りの中、子連れでショッピングするのも大変だと思いスペインのアマゾン(Amazon.es)のアカウントを開設することにしました。
商品受け取りまでかなり難航したので、誰かの参考になるかもしれないと思い記録しておきます。
1.アカウント作成まで
まず、アカウントを作るまでに時間がかかりました。
スマホからAmazon.esのアカウント作成ページに行き、氏名や住所を入力し、最後に登録者が人間であることを確認するページが現れます。
その内容が、なんとスペイン語でのリスニングだったのです!
おそらくスペイン語が分かる人であれば極めて簡単であろうアナウンスが流れ、どうやら会話に出てきた人の数を答えるようなのだが、全く分かりません。
3人出てきたのでおそらく「tres」が正解なのだろうと思うのですが、入力してもはじかれます。こんなところで躓くとは。
翌日、今度はスマホからではなくPCからアクセスすることにしました。
今度は人間であることを確認するページが、リスニングではなく複数の写真の中から銀河を選ぶというものでした。(もちろん全てスペイン語なのでいちいち翻訳しながら進めていきます。)
これなら分かる!ほっとしてアカウント作成完了。
2.商品購入までのトラブル
今度は商品購入です。水切りラックを買いたかったので、まずは該当するスペイン語を調べて検索窓に入れて、商品をカートに入れます。
支払いの画面に進み、クレジットカード情報を入力。
購入するとすぐにカード発行元のプレスティアから「支払いがされました」と来たので安心していたら、数分後に「返金されました」とのメールが来ました。
なぜだろう?Amazonからも返金されますとのメールが入っていました。
よく分からないまま再度購入すると、今度は「あなたのアカウントは停止されました」とのメールを受領。な、なんだって!?
アカウント停止をうたう詐欺メールが数多くあるというのをネットで見るも、メール発行元はAmazon.esだしAmazon.esアカウントにログインしても「アカウントはペンディングです」という表示が出るのでどうやら詐欺ではなさそう。
よくよく見ると、アカウントを再開するには住所とカード番号が確認できる請求書が必要と記載があります。
そんな請求書はないため、カード発送時に受領したカード番号が記載されている書類の抜粋と、住民票の住所ページを写真で取り、Amazonから指定のフォームに添付して送付。
翌日、アカウントは無事復活されました。やれやれ。
3.商品の受領方法
Amazon.esでは再配達手続きが面倒との口コミを見て、初回は近くのアマゾンロッカーでの受け取りに指定。
ロッカーに行き指定の番号を入力すると、水切りラックの入った段ボールが中に入っていました。
よかった!しかし、ロッカーから自宅までアマゾンの段ボールを運んでいると、こんな人他にいないよな…と若干恥ずかしい気持ちにもなった。みんなどうやって使っているのだろう。
2回目は自宅を配達先に指定。ある日外出して帰宅すると「14時に配達しましたがいませんでした」とのメールがAmazonから入っていました。
再配達か…と気をもんでいると電話が来て、「アマゾンだけど、今〇〇通り(私の住所)
にいるわ」とスペイン語でいうので、「今家にいるので行きます!」と片言のスペイン語で返してマンションの入り口まで降りて行きました。
配達員のお姉さんがいて、無事荷物を受け取ることができました。
その日にまた巡回してくれるとはありがたい。
3回目も自宅を配送先に指定。ある日帰宅すると、ドアの入口のところに段ボールが置いてありました。
中身が水で重いからか、置き配されていました。別の日に夫が頼んだ荷物も入口に置いてあったので、不在時に持ち帰る配達員もいれば、置き配する配達員もいるということかもしれません。
確実に受け取りたいものや軽いものはアマゾンロッカー、重いもの(水など)は自宅配送というように使い分けていこうと思います。
ちなみに配送日数はものによって異なりますが、Primeだと翌日配送もあるようです。
スペインでもAmazonにお世話になろうと思います。